「スコトーマ」って言葉、聞いたことあるやろか?
簡単に言うと、心理的な盲点のことや。人は自分の見たいものしか見てへん。逆に言うと、見えてへんもんが山ほどあるってことや。
例えば、ある日、赤い車を買うと決めたとたん、街中の赤い車がやたらと目につくようになる。これ、赤い車が急に増えたわけやなくて、もともとあったのに自分が見てなかっただけ。
これが「スコトーマ」や。
スコトーマとRASの違い
スコトーマとよく混同されるのが「RAS(網様体賦活系)」や。
RASは、脳が重要やと判断した情報を優先的に処理するフィルターの役割を果たす。例えば、騒がしいカフェで自分の名前を呼ばれるとハッと気づくのは、このRASの働きやね。
一方で、スコトーマは「見えなくなる現象」。RASが関心を持たない情報を無意識にスルーすることで、スコトーマが生まれる。つまり、RASは「何を意識するかを決める装置」、スコトーマは「意識しないことで見えなくなる盲点」という違いがある。
スコトーマが邪魔をする
自分の可能性、チャンス、成功…それらは目の前にあるのに、スコトーマのせいで見えてへんかもしれへん。
例えば、ずっと「自分は営業が苦手や」って思い込んでたら、どれだけ売上アップのヒントが目の前にあっても気づかへん。逆に「営業スキルは磨けるもんや」と思えたら、成功してる人の会話の中に学びを見つけられる。
人は、自分の信じてる世界の中でしか生きられへん。
だからこそ、今の自分にとって「見えないもの」があることを意識するだけで、可能性は一気に広がる。
スコトーマを外す方法
1.ゴールを明確にする
- 何を手に入れたいのか、どんな人生を送りたいのかをはっきりさせることが大事や。
- ゴールが決まると、それに必要な情報が自然と目に入るようになる。
2.思い込みを疑う
- 「自分にはできへん」「無理やろ」「そんなの無駄や」
- そう思ってることほど、一回立ち止まって考えてみる価値がある。もしかしたら、それはただの思い込みかもしれへん。
3.新しい環境に飛び込む
- 今までと違う世界に身を置くことで、今まで見えへんかったものが見えるようになる。
- 例えば、成功者の話を直接聞く、新しいコミュニティに入る、普段読まへんジャンルの本を読む。こういう小さなチャレンジが、スコトーマを外すきっかけになる。
目の前の「見えてないもの」に気づけ
「自分にはチャンスがない」と思ってるなら、それはスコトーマのせいかもしれへん。
「自分には才能がない」と思ってるなら、それもスコトーマかもしれへん。
ほんまは、すぐそこに答えがあるのに、気づいてへんだけやとしたら?
見えてる世界を変えれば、人生は変わる。
スコトーマを外して、自分の可能性を掴みにいこうな。
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